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Sue「テスさん、あなたは犯人ではないと話を聞いていて思いました」
スー・ウィンストンが穏やかに話し始めると、ジョーカー・馬場もテス・プレーに視線を移した。
Joker「食堂車では不可解な行動をしていたような気がするけど、それだけで犯人と決めつけるわけにはいかないしね」
Mag「そうですね。私も記憶の中のテスさんと目の前にいるテスさんを信じたいです」
マッグ・エニーも2人に賛同した。
テス・プレーはそれぞれから投げかけられる言葉を静かに聞いていた。そして、最後に口を開く。
Tess「あの時は皆さんを追い詰める立場、言うなれば敵だったわけですが、こうして信じてくださってありがとうございます。あとは探偵としての仕事を遂行させていただきます」
テス・プレーは感謝を述べつつ、鋭く目を光らせた。真実を決して逃すまいとするその目に緊張を高める人物はこの場に何人いたのだろうか。
――名望の名探偵
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