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Joker「マッグさんは犯人とは言えないんじゃないかな」
沈黙を破って、ジョーカー・馬場が考えを述べる。
Sue「ワインボトルの件は少し気になりますが、確実に使われたという証拠もありませんし」
スー・ウィンストンはマッグ・エニーの持ち物を振り返りながらそう付け加える。
Tess「そうですね。他により疑わしい人がいないかを考える方が得策でしょう」
テス・プレーもマッグを疑わないという考えを示した。
Mag「私の弱さも含めてもう折り合いをつけましたから憎しみに揺らぐことはありません。ワインは職場の上司にと思って。これも折り合いの一つです」
マッグは穏やかな表情で言葉を紡ぐ。ここへ戻ってきた意味に対する自分なりの答えを見つけられた、そう語るような表情であった。
――ワインの土産
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