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Tess「21:30前、フロントから姿を消したあなたを追いかけましたが2階へ上がったところで見失いました。その時にマスターキーを使ってベア・アーランの部屋に侵入したんですね。そして、ベア・アーランを殺害。エアコンを作動させて死後硬直を遅らせた、違いますか?」

状況を整理し終えたテス・プレーが探偵らしく話し始める。

Mag「ホテルのスタッフさんならどの客室へ行っても怪しまれないですものね。誰にも見られずに他人の部屋のエアコンを動かしたり消したりするのもスタッフさんにしかできないことだと思います」

続いてマッグ・エニーもテス・プレーの意見に賛同するようなことを告げる。

Joker「それに、ベア・アーランとのつながりもあるんでしたよね?フロント係の前の仕事は教師、2年前のベア学園の事件で辞めさせられたみたいですけど。そのことでベア・アーランに恨みを持っていたんですね」

過去を知っているジョーカー・馬場がそう付け加えた。

Sue「隠し通せればと思っていましたが、やはり無理でしたね。皆様のおっしゃる通りです。間違いありません」

スー・クルーは自分の罪を認めた。ただ、認めるのは一部だけだと続ける。

 

Sue「私は首を絞めて立ち去った後は部屋に入っていません。胸を刺したのは別の誰かです。私ではありません」

刺殺については違うと主張したが、警察への連行は既に決定している。

「はいはい、話は署で聞きますからね」

ベア・アーランの首元からはスーが使っていたスカーフと同じ繊維が発見された。エアコンが作動していた時間も操作盤の解析により判明した。ナイフの使用については否認を続けているが、誰の指紋も検出されなかったので他に疑う人物もいない。状況証拠からスーによる犯行とされるだろう。

ある事件の お話は これにて終了です

みなさま またいつか お会いしましょう

 

Miss Murder 

【得点】

スー・クルー    0点

ジョーカー・馬場  1点

テス・プレー    1点

マッグ・エニー   2点

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