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【遊んだ記録】

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【後書き】

Miss Murderの事件簿シリーズ第二弾となる『追憶の薬屋で三重奏を』で遊んでいただきありがとうございます。制作者のアラン校長です。感想戦のお供となるよう色々喋っていきたいと思います。

タイトルについて

Medicine × Mediationのようなかっこいい風のタイトルをつける手もありますが、Miss Murderシリーズでは分かりやすさ重視ということで、〈テーマ〉の〈場所〉で〈人数〉重奏を、というスタイルにしています。

テーマについて

というわけなので、テーマは「追憶・記憶」です。時間軸が全てとも言えるマダミスで記憶のない時間を設定するという暴挙でしたが、皆さんの卓ではどのような展開を生んだのでしょうか。

 

立ち回りについて

犯人だけは記憶のない時間がありません。犯人の立ち回りとしては、自分も記憶のない時間があることにする、記憶についてあまり触れない、記憶のない時間のある人物に罪を押し付ける、といったものが考えられます。犯人以外の立ち回りとしては、記憶のない時間をカミングアウトする、記憶があるかのようにふるまう、その時間に自分が何をしていたのかを他の人物の情報から探る、などがあります。嘘のつき方の上手さがゲームを左右すると言えるかもしれませんね。人間不信にならないようにと書いたのはそのためです。

追加情報について

​追加情報を見るための謎解きはこうなっていました。

カードについて

​卓ごとに様々な展開となればいいなと思い、戦略カード・情報カードを設置しました。犯人が何を引くか、犯人以外が引いたものをどう使うか、などがポイントになるかもしれません。引きの強さも大切です。

真相について

計画されたものではなく、この店の中にあるものを使った突発的な犯行でした。犯人はメイサです。優しいオーナーに怪我をさせ、思い出深いこの薬屋も町もなくそうとしたアスト・グラッドへの嫌悪や怒りから起きた事件でした。メイサは表の部屋のテーブルの上にあったD薬とE薬を回収し、それらを酒瓶の中に混ぜました。その30分後、想定通りアストが酒瓶に興味を示し、持ち去ります。溶けきっていなかったのか、白い粉が酒に浮いていました。アストはそれに気づかず半分以上の酒を飲み、小部屋で昏睡します。テスとディーコンが眠った後、メイサは気持ちに任せてアストを瓶で殴ります。薬の作用で通常以上の出血が起こり、介抱されないまま昏睡状態も進みます。22:00時点でアストの死亡が確認されました。

18:00時点ではテーブルの上にA,D,Eの小瓶があったが、18:45時点ではAのみとなっていること、その間に表の部屋へ行ったのはメイサだけであること、19:30の段階でお酒に白い粉が浮いていたこと、18:45~19:30で誰かに注目されていない時間があったのはメイサであること、20:20時点と21:00時点では閉まっていていることが確認されている小部屋の戸が21:55時点で開いていたこと、21:00~21:55で動けたであろう人物がメイサであること、などから犯人を導きます。

テスとディーコンの間で正しく情報共有がなされれば上記に示すだけの情報が集まりますが、うまく撹乱が行われた場合、メイサは犯人候補から外れることが可能かもしれません。

より詳細なキャラクターごとの解説、謎解きの解説、3人まとめて見られるタイムテーブルとその解釈などは「ガイドブック」にて記載しております。「ガイドブック」はGM用資料としてもご使用いただけます。GMレス可能な作品ですが、回していただくのも大歓迎です。

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